折笠マリコさんご紹介
折笠マリコ <Mariko Orikasa>
神奈川県出身
- シンガー
- ボイス&ボーカルトレーナー
- JCCA認定アドバンストトレーナー)
- ラフターヨガ・リーダー
【ボイストレーナー略歴】
2010年10月 都内某ボイトレスクール認定講師として始動
2012年 4月 池袋コミュニティカレッジ講師
2013年 3月 独立、ボイス・アクション立上げ
2013年 6月 中目黒ラフタークラブ主催(2014年12月迄)
2017年 2月 ヴォイス道に屋号変更
折笠さんが講師を務めるボイストレーニングサロン、ヴォイス道のホームページはこちら
折笠さんとコアコンとの出会い
声とカラダは密接に関わるため、カラダへの指導も行っていました。最初の頃は肩甲骨剥がしといった徒手的なアプローチが中心でした。
それでは手間がかかり体力的にも大変だと悩んでいたところ、もともと知っていたストレッチポールでコンディショニングできることを、youtubeを通じて知りました。自分で効果を体感できたことで、「これを学び指導に取り入れよう」と思いセミナーを受講したのがコアコン指導の始まりです。
今ではレッスンに来られる方に、カラダの土台づくりとしてコアコンを積極的に活用しています。
力みに悩まされていたクライアント様
今回ご紹介するクライアント様は40代女性、ギター演奏者の方です。私が主催している呼吸のワークショップに参加されました。
ギター演奏時に力が入ってしまうことに悩まれており、腱鞘炎にもなってしまったそうです。また、弾き語りをすると力み・緊張から喉が閉まってしまうという課題をお持ちでした。御本人は「首を締められているような感覚」とおっしゃっていました。
呼吸のワークショップで指導することとは
ワークショップではまず、声が出るメカニズムや姿勢・コアの重要性を知ってもらうために発声の解剖学についてお伝えしています。
その後、体ほぐしやベーシックセブンの指導を行います。自分の体の状態を知ってもらうために、体感を引き出す言葉がけを大切にしながら指導をさせていただいています。
そしてリアライメントスリーに移り、肩・股関節・背骨の細かい調整ができてから呼吸や発声の練習を行います。
ワークショップを含めて3回目の指導に入り、インナーユニットを活性化させるリセットスリーも取り入れています。
クライアントが効果を実感!〜演奏や表情に変化が表れる〜
ご本人は「カラダに無駄な力が入っていることに気づいた」「肩が回り腕を扱いやすくなった」「呼吸が深くなった」といった体感を得られています。
ワークショップでの学びからセルフエクササイズも行っているそうで、姿勢も良くなられました。また表情も明るくなり演奏にも自信が出てきているように感じられます。
腹筋運動にはないリセットスリーの価値
アドバンストパッケージでは、整えるだけでなく締めて安定させるところまでを指導します。力を抜くだけではお腹が締まりませんが、リセットスリーでインナーユニットを活性化させることで腹部を締め姿勢・声にも張りが出ます。
30分ほどの指導で、歌うための下地作りができてしまうのはとてもありがたいことです。
一般的に行われる腹筋運動ではアウターの筋肉ばかりを使ってしまい、逆に力みが出てしまうことが多いのです。お腹の奥の筋肉にアプローチするためにはリセットスリーが最適だと感じています。
コアコンは「内観力」を高める最適なアプローチ
音楽では、自分の状態を内観できることが重要であると考えています。コアコンディショニングはそのためのアプローチとしてとても有効です。誰でも効果を体感できるからです。
姿勢が崩れていると声帯の崩れにもつながるため良い姿勢を維持することが重要ですが、そこに対しても簡単にアプローチできることは魅力です。
車で例えると、運転技術を高めるものがボイストレーニングで、クルマそのものを整備するのがカラダのコンディショニングです。操作する車自体の性能が下がってしまっては、せっかくの運転技術が活きてきません。
同じように、ボイストレーニングだけを行っていてもカラダが技術に耐えうる状態でなければ喉に負担をかけてしまいます。この両方から指導するに当たり、コアコンディショニングは欠かせないものであると感じています。
折笠さん、ありがとうございました。
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